原文
йаӈ итнт...
х̵уд вотьийоғ̧ар̌к, ньи наф итидра.
тыӈанк, ла эр̌ӄ п’и ньивғун, р̌аӈгҕ эғ̧лӈ ивд фуру. эғ̧л панд.
тыӈанк, ньивӈ ат, кутлих..., таф п’ит эғ̧лӈ пант ӄаврд,
кутлиух нуд ло ах...
тав ло, нуд ло, ай ло нуд ло выл, нуд ин х̵успит х̵аӈа...
эғ̧лӈ пандӈы, азмытьэғ̧лӈ панд фуру.
х̵аӈа йыйӈы, раӈграф, кутли эр̌ӄтоҳ итнд фуру.
х̵ы, туӈ, туӈ эғ̧лӈ пандр̌ пила ньиғвр̌ мур̌,
п’утроҳ наў х̵антағ̧ай,
чорӈи рур̌ ньир̌ ар̌пр̌ муйныдра,
чорӈи рур̌ ньир̌ ар̌пр̌ муйныдра,
х̵аймыр̌, х̵аймыфтоғ̧о, х̵аймыр̌ муфтоғ̧о,
мор̌ӄор̌ х̵унвудьи ӄавридра.
х̵ай мор̌ӄор̌ х̵унвдьи ғ̧аврдра.
пандр̌, пила ньиғв мур̌, нана пила ньив му ба, йаӈ
чорӈи рур̌ ньир̌ ар̌пр̌ муйныдра"
х̵ар̌ итнд фуру.
х̵аӈа, кутли нудзин нудзин уйғид.
милк мтнд айӄнар̌.
махтур̌кир̌ йэғ̧лӈ пандр̌, пила ниғв мур̌ ах п’утндроҳ наў х̵аӈа,
п’хироҳ вир̌, т’лаӈи хур̌, иньӈы, т’лаӈи рур̌ ньир ар̌пр̌ муд фуру.
х̵унд, махтур̌ х̵анд фуру.
х̵ундғир̌ ньивӈ сик т’ылгу та,
тыӈанк нана эғ̧л панд ба,
милк зихт панвут итт.
т’анафтоҳ мор̌ӄыйныд,
х̵унад зиғра,
вот,
х̵ымдир̌ пантр̌ад фуру.
х̵ат к’эрайд. сик.
訳
化け物のせいで早死にした子供
…その人が言った(話だが)…これはそれによく似たものだよ。私がこれから話すからね。
昔、アムール地方に住んでいた人たちなんだが、女がひとり子供がいた。子供を育てていた。
それで昔、その人は外に…、家に住んで子供を育ててはいなかった。
戸外で、何だろうなあ…。
家だか何だか、作ったりするつもりだっただろうか(?)… 何に彼らが住んで子育てしていたのか…。
子供を育てていたのだが、男の子を育てていたそうだ。
そして、そうしていたが(?)、あるとき(?)、外から誰かが言ったそうだ。
「おや、この、この子供を育てて大きくなったら、
ちゃんと大きく成長した頃に、
トナカイの肉を食べて、窒息して死ぬだろう
トナカイの肉を食べて、窒息して死ぬだろう。
年を取って、年老いるまで、年老いて死ぬまで、
生きて暮らすことはないだろう。
ああ、生きて暮らすことはないだろう。
成長して、立派な大人になって、ようやく立派な大人になったとき、彼は
トナカイの肉を食べて窒息して死ぬだろう」
と(その声は)言ったそうだ。
しかし、外には誰も、誰もいないのだった。
化け物が言ったのだろうな。
さて実際に、その子供は成長して、立派な大人になって、ちゃんとした大人に成長した頃、
野に行き、野生トナカイを獲って食事をしたが、トナカイの肉を食べて窒息死したそうだ。
それが本当にそうなったということだ。
このことから人々はみな昔話を伝えて、
「昔ちょうど子供が生まれたときに、
「化け物が<糸を結んで予約した>のだ」と言った。
(それを避けるため)どこまでも生きられるように、
(化け物に先回りして自分たちで)これくらい糸を結ぶのだ、
ほら(ロシア語)
(そうすると)こんなふうに着実に育つのだそうだ。
という話だ。終り。