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トナカイ
極寒の土地、不毛の大地という印象が強く残っていたシベリアも、 1980年代半ば、ペレストロイカが進むにつれ、外への扉を少しずつ開き始めた。 外国人の研究者がシベリアの奥地まで入り、そこに暮らす先住民の伝統文化に直接触れ、彼らの日常生活の様子を自分の目で確かめることができるようになった。
しかし、 ロシア文化の強い影響を受け、若い世代を中心に民族固有のことばを流暢に話す人が少なくなっている。将来、彼ら自身のことばが消滅する危険性があるといえよう。 このホームページは、サハリン州、シベリア地域を研究対象としている研究者が、現地調査で集めた一次資料をもとに作成したものである。北の大地で暮らす未知の民族に対する理解を深めるのに役立つことを目指している。
(呉人 徳司)
本サイトはアジア・アフリカ言語文化研究所情報資源利用研究センター(IRC)のプロジェクトの成果です。